2020.03.07
4) 語学スクールの5つの制度を把握
語学スクールはそれぞれスクールによって制度が異なります。
- 講師が選べるのか
- 日時が選べるのか
- 校舎が選べるのか
- 振替があるのか
- チケット制、予約制
それぞれ詳しく見ていきましょう。
語学スクールの制度①:講師固定制と自由予約制
講師固定制と自由予約制にはメリット・デメリットがあります。
講師固定制(担任制)は、同じ講師がずっとレッスンを受け持ちます。
同じ講師がずっと受け持つということで、中学・高校のように受講生の能力やレッスンの進捗、
得意なポイント、苦手なポイントを把握してもらえます。
長く教わることで信頼関係を築くこともできるでしょう。
デメリットは講師との相性が合わない場合、
その時点で語学学習のモチベーションが一気に低下する可能性もあります。
かつ同じ講師の発音でしか聞き取れないという弊害も出てしまいます。
受講生の方のクセを知ってしまっているからこそ、
逆に指摘をしなくなってしまうなどもあるので注意が必要です。
<講師固定制(担任制)>
メリット:弱みを把握してもらえる
デメリット:相性が悪いとモチベーションが下がる、クセを指摘してくれなくなる可能性も
一方で自由予約制(指名制)のメリットは、受講生の方が講師を選択できます。
良い講師が揃っているスクールであっても、講師との相性は出てくるでしょう。
学びやすいと感じる講師を指名すれば、モチベーションや上達スピードも期待できます。
逆に人気講師の場合は希望日時での予約が難しく、
自分の都合に合わせてスケジューリングできないというデメリットがあります。
<自由予約制(指名制)>
メリット:学びやすい講師を選べる
デメリット:人気講師のスケジューリングが難しい
語学スクールの制度②:日時自由制と日時固定制
日時自由制は、急なスケジュール変更にも自由に対応できるため、
仕事でスケジュールを固定できない方、休みが不定休な方などには非常に向いています。
日時固定制は、時間割が決まっていて、同じ曜日の同じ時間に通うため予約を取る必要がありません。
ただ、受けたい授業があっても都合が合わずに受講ができなかったり、
急な仕事や体調不良で行けない場合の振替がまったく利かないというデメリットがあります。
日時自由制:レッスンごとの予約が不要
日時固定制:急なスケジュール変更でも対応可能
語学スクールの制度③:校舎自由制と校舎固定制
これは多店舗展開しているスクールで対応してるかです。
校舎自由制は、校舎をまたいで受講できるスクールです。
仕事帰りに寄って学習したり、休みの日には違う校舎に通うことができるので行動の幅を広げることができます。
校舎自由制で気をつけるべき点は、レッスンが引き継がれているかどうかです。
前回のレッスンの続きをしっかりと違う校舎でも対応できるかどうかは、
そのスクールが持つシステムにもよるので確認しましょう。
一方で校舎固定制は、1つの校舎でしか受講できないスクールのことを指します。
この場合、1箇所のスクールに継続的に来ないといけないという制限があり、
いろいろな講師で受講することができません。
校舎固定制:1つの校舎でのみ受講
校舎自由性:校舎をまたいでの受講が可能
語学スクールの制度④:振替制
受講予定だったレッスンを何らかの予定が入ってしまい、
受けられなくなってしまった場合、他のレッスンに振替え受講ができるかの制度です。
日時固定制の学校はほとんど採用されていないので、その有無は確認しましょう。
また、スクールによっては追加費用を払うことによって、振替えを安くできるシステムもあります。
振替え制度のあるスクールは、振替レッスンをいつまでに利用しなければならないかなどの
条件もあるので、その点もしっかりと確認しておきましょう。
語学スクールの制度⑤:チケット制と月謝制
チケット制は、大手のスクールが採用しているもので、
1年間有効のレッスンチケットを有効期間内に利用するというものです。
気をつけなければならないのは、何十万円という大きな金額での契約となるケースが多い点です。
途中解約の際のトラブルになりやすい制度でもあるので、
こちらは登録前に解約規定についてしっかりと確認しなければなりません。
チケット制の良い点は、まとめてレッスンを購入することで割引がきくことや、
長期で通わなければならないという追い込みを自分にかけることができる点です。
一方で月謝制はその名前の通り、月々支払いをしてく方法なので、
登録時の経済的な負担は少なくなります。
コースやプランを決めて月々の料金が定額もしくはコース変更がいつでもできるところは、
毎月月謝を変更することも可能です。
月謝制の場合は、解約時のトラブルということはほとんどないでしょう。
チケット制:まとめてレッスン購入で割引が効く
月謝制:大きな出費が無く一度にかかる負担が少ない
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